かつぜつがいい人について
かつぜつがいい人の要素
かつぜつがいい人というのは、つまりは人から聞いて言ってることがはっきり聞こえやすい。耳の中に違和感無く入ってくる人なのですが。かつぜつを要点にまとめると以下のようになります。
1. 基本的に、日本語の音として1拍1拍が明瞭に聞き分けられること。
2. 発音のテンポは、一般的な発話よりも軽快で(テンポが速く)あることが必要
3. 言いよどみや、言い直しがないこと
4. 一定のテンポで発音され、遅速がないこと
これらをすべて満足させる技術が、かつぜつであると言えます。ニュースキャスターなど話すことがプロの職業の人は、特に意識する必要があります。
DVDレコーダーなどで録画したものを見るとき、アニメやNHKの番組などかつぜつがいい人がしゃべっている場合は、2倍まで加速しても聞き取れるそうです。試しにかつぜつが良いと思う人の番組を録画して、倍速にして聞いてみるといいでしょう。
かつぜつがいい人と話していると、なんだかすがすがしい気持ちになります。それは公園で風に当たっているような感覚です。話すテンポというのはかつぜつの良さもありますが、話し手の気分の問題もあると思います。
急いでいたり怒ったりしていると、せっかちで早口になりがちです。逆にストレスもなく落ち着いていれば、自然と話し方がゆっくりになり、かつぜつ良く話すことができますよね。
逆にかつぜつが悪いと相手に言葉を伝える際に支障が出てきます。なんと言ったのかわかって貰えなかったり、言った後聞き返されたりする場合があり、会話のテンポが崩れてしまうこともあるでしょう。
相手に与える印象にも影響があり、(本人の望む望まぬに関らず)、その変わった発音がウケて話の種になるか、言葉遣いが汚い印象、もどかしい印象などを与えてイライラさせることが大半のようです。
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