外国為替取引とスワップレートの関係

外国為替取引とスワップレート

魅力的スワップ金利

スワップという言葉は、交換するという意味の言葉ですが、「FX外国為替証拠金取引」においてはスワップ金利のことを指しています。

このスワップ金利は外国為替証拠金取引においてはかなり魅力的な金利なのです。取引通貨にもよりますが、米ドル/円の取引の場合は、買いの場合は金利受け取りとなり、米ドル/円の買いポジションを持っていれば、毎日ドルと円の金利差分のスワップ金利を受け取ることができます。

米ドル/円の場合には、1年間、10万ドルの買いポジションを保有していれば、数十万円の金額のスワップ金利を受け取ることになり、銀行に預けておくよりも高い金利となります。

米ドルを10万ドル保有する場合、約400万円の口座資金(レバレッジ3倍)があれば、どれだけ円高になろうとも、ほぼノーリスクでスワップを享受することができます。魅力的な話だとは思いませんか?

スワップ金利を受け取ることができる理由は、為替市場にドルを貸し出し円を借りるという行為をしているのですが、日本の金利よりもアメリカの金利の方が高いので、日米の金利差分のスワップ金利を受け取れます。

これは、長期で外国為替証拠金取引を行う投資家にとっては確実に資金が増えていくことにつながるのです。

ここで大事なのは、スワップ金利が高くなっているのは、その国の通貨は基本的に買われていることになりますので、その後は下がる方向にいくということです。

そして、スワップ金利は平たく言うと為替レートとスワップレートによって日々変化しています。為替レートが下がればスワップ金利は下がり、同時にスワップレートが下がればスワップ金利はさがってしまいます。

スワップレートの日々の変化に目を向けることは非常に重要なことなのです。


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