■脳を老化防止から守る
脳の老化防止の方法を探る
脳の老化防止には、充分な栄養が必要です。脳の栄養分はブドウ糖であり、これがなければ少しも働くことができません。
しかし、高齢者の方は、糖尿病などの病気への心配から、年齢とともに甘いものを控える傾向があります。私の母方の祖父も糖尿病を患い、甘いものは見ないようにしていると言っていました。たしかにそれは間違いではありませんが、逆に極端な糖分の不足は意識障害を起こし、脳の老化を早めることがあります。加えて、年をとると一度の食事で吸収できるエネルギー量が減り、低血糖になりやすくなるそうです。
このように、砂糖は大切な脳のエネルギー源ですから、適切な量を摂ることが大切です。食事の合い間に上手に甘いものを摂るよう心がけましょう。
また、脳の老化防止には、適切な運動も欠かせません。適切な運動は脳に様々な刺激を提供し、そして脳を隅々まで活性化させ、老いの進行を遅くします。コタツに入ってテレビを眺めているよりも、日の当たる場所に出て散歩などをし体を動かすことが、脳の老化防止にとても効果があるのです。
脳は、人間の体の中で唯一、死ぬまで成長し続けることができる器官だといいます。甘いものと適度な運動で、生涯成長したいものですね。
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