スポンサードリンク


平田酒造場の酒蔵を拝見する

新たな発見、熟成古酒「酔翁」購入(2015年2月7日追記)

酒造工程の一部

2015年、「酒蔵めぐり」3軒目となる平田酒造さんに行ってきました!高山市の酒蔵では最も新しく、明治28(1895)年創業。手前の黄色い長靴を履いて、銀の寸胴の中に入り、酒造りの初期工程を行うそうです。4回目の見学で初めて知りました。

麹室の風景

麹室?だったかな。確かここで酒造りに欠かせない麹を作っているそうです。温度管理も厳しく行われているとのことでした。杜氏さんはこの時期は、納豆は厳禁!納豆菌が酒造りに影響するからです。

火入れの道具

もろみを絞ったできたお酒は「火入れ」をして菌を殺し、品質を安定させます。寸胴に熱湯をいれ、写真の円形の配管を入れます。

この配管の中に日本酒を流しいれて、65度程度の熱を加えることで殺菌されます。直接日本酒を鍋に入れて沸かすわけではないのですね〜

長期熟成古酒「酔扇」

今回初めて長期熟成古酒「酔扇」を購入。180mlで1,900円もしました。タンクに残っている分しかないということで、プレミアものです。

紹興酒のような味わい、アルコール度数は高めですがまろやかになっています。常温か冷やして飲むのがおすすめと教えてもらいました。ロックにしてもよさそうです。

このまま飲んでもおいしいですが、お肉料理や中華など脂っこい食事と合わせると、口の中をさっぱりさせてくれます。残り少ないので、ぜひ一度お試しください。

世界最大級のワイン品評会で2年連続金メダルを受賞した逸品をお楽しみください。

原酒、純米酒、熟成古酒など銘酒を生み出す現場へ

平田酒造場の入り口

2013年、「酒蔵めぐり」5軒目となる平田酒造さんに行ってきました!上二之町、二木酒造さんと同じ並びにあります。

休日はたくさんの観光客で賑わう

休日ということもあり、たくさんの観光客で賑わっていました。

こちらは明治28年から酒造業を営んでおり、他の酒蔵に比べると歴史が新しいですね。

広々とした酒造スペース

酒造スペースは予想以上に広々としていました。天井が高く、奥行きもあります。

使いこなれた大型タンクがいくつも設置されています。

醪(もろみ)造りの蔵

こちらの蔵では、醪(もろみ)造りが行われています。酒母、麹、蒸米を低温で寝かせることで、アルコール度数が20度以上にもなるのです。

この行程は世界に誇れる醸造技術であり、日本酒造りの核と言える部分ではないでしょうか。

醪は生酒と酒粕に分けられる

蔵で仕込まれた醪がホースを通って、ベージュの袋の中に注入されます。この袋からしみ出した液体が、いわゆる「生酒」となります。

その年に絞られた生酒は、僕の大好物!何とも言えない若々しさ、荒々しさがたまりません。

袋の中に残ったものは酒粕で、高山ではお漬け物や甘酒を作るときなどに使われることが多いです。

酒粕は一口大に切って、軽く焦げ目がつく程度に火であぶり、砂糖醤油につけて食べてもおいしいんですよ〜

平田酒造さんで振る舞っていただきました。

貯蔵用のステンレスタンク

このステンレスタンクは4000リットルの大容量。お酒を貯蔵するためなどに使われているのでしょう。

飛騨の華、やまのひかり

今回は「原酒蔵酒」を試飲させていただきました。アルコール度数19度と高いですが、まろやかな喉ごしでおいしかったです。

飛騨の華やまのひかりなど代表銘柄が並べられていて、どれも飲みたくなってしまいました。

長期熟成古酒「酔扇」はIWCで2年連続金メダル受賞

中でも酔扇はぜひオススメしたい逸品です。10年間熟成された秘蔵酒。

・2007年〜2009年 全国酒類コンクール 古酒部門 1位入賞(3年連続)
・IWC2011,2012(国際ワインチャレンジ)SAKE部門・古酒の部で2年連続金メダル受賞

など輝かしい受賞歴があり、専門家の間でも高く評価されています。

琥珀色のやや甘口の原酒ですので、中華料理やお肉料理にベストマッチ!ぜひご自宅で堪能いただければと思います(^o^)

スポンサードリンク


あなたは今、「平田酒造場」にいます。


copyright© 飛騨高山観光ナビ All Rights Reserverd.